この仕事をしていると、嬉しい瞬間はたくさんありますが、
その中でも特に印象に残っている出来事があります。
私は去年の4月から少しずつ働き始め、8月から正社員になりました。
そんな中、2学期の中間テストの結果が出た後に、
生徒の保護者の方から、このようなメッセージをいただきました。
「塾に通っていなければ、英語に自信を持つなんてことは出来なかったと思うので、感謝しています」
この言葉を見たとき、
本当にこの仕事をやっていてよかったと感じました。
その生徒は、
自分がこの塾にお世話になり始めてから初めて担当した授業の生徒でした。
もともと英語に対して苦手意識があり、
「英語は好きじゃない」と話しており、
最初はなかなか自信を持てない様子でした。
ですが、授業の中で少しずつ理解を積み重ねていくうちに、
「分かるようになってきたかもしれない」
と感じられる場面が増えていき、
本人からも前向きな発言が見られるようになりました。
その中で自分が特に意識していたのは、
どんなに小さなことでも、できたことは必ず言葉にして褒めることです。
最初は一問解けただけでも、
「今のいいね」「ちゃんと考えられてるね」
といったように、
その子ができたことをしっかり伝えるようにしていました。
そうした積み重ねによって、少しずつ
「自分でもできるかもしれない」
という気持ちが芽生えていったのではないかと感じています。
そして2学期の中間テストでは、
「英語は自信があった」
と言えるまでになりました。
ただ、それと同時に、
「もっと点数が取れたはず」
と悔しがっている様子もありました。
この一連の出来事を通して、
点数の伸び以上に大きな変化があったと感じました。
以前であれば、
「英語は苦手でできない」
と思っていたかもしれない生徒が、
今では
「もっとできたはず」
と思えるようになっている。
この変化に関わることができたことを、とても嬉しく思いました。
また、その過程を保護者の方にも感じていただけたことが、
自分にとって大きな自信にもつながりました。
さらに、そのメッセージを社内LINEで共有していただき、
褒めていただけたことも、
一年目で初めての経験だったこともあり、強く印象に残っています。
「苦手」と思いながら勉強するよりも、
「できるかもしれない」と思いながら取り組む方が、
前向きに学ぶことができ、理解も深まると感じています。
だからこそ、まずは自信を持たせてあげることが、
良い循環を生むきっかけになるのだと思います。
もちろんこの仕事は、すぐに結果が出るものではありません。
私自身は塾講師の経験はなく、
完全な未経験からのスタートだったため、
最初は授業の進め方や理解してもらうための工夫について、
日々試行錯誤を重ねていました。
当初は、授業をすることに精一杯でした。
ですが、一回一回の授業に向き合い、
目の前の生徒に合わせて関わり続けることで、
少しずつ確実に変化が生まれていく仕事だと感じています。
自分自身は、苦手な教科が苦手なままだった学生生活だったため、
苦手をなくしてあげられたことに対して、
とても嬉しく感じました。
今では、このような声を面談やメッセージでいただく機会も増え、
自分の授業にも少しずつ自信が持てるようになってきました。
これからも、生徒一人ひとりの「できた」を大切にしながら、
自信につながる指導を続けていきたいと思います。
長谷川
